4月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2929ページ
ナイス数:6ナイス
砂の女 (新潮文庫)
これまで読んだ安部公房作品のなかで、ラストでいちばん感動というか、じわっと来た作品。もちろん他の作品同様、現実と非現実の境目が曖昧だったり、不条理な部分はあるのだけど、何となく最後に(ハッピーエンドとは呼べないにせよ)落ち着くべきところに話が収斂していったようだ。
読了日:04月30日 著者:安部 公房
ロードバイクQ&A 今さらきけないソボクな疑問
「やまめの学校」など、一般的に言われている話からは逸脱する部分もあるようだが、オーソドックスな路線にもきちんと目配りしつつ話を進めているところが誠実だと思う。『栗村修の気楽に始める…』とテイストは違うが(本書の方が情報量は豊かである)、どちらも好著。
読了日:04月28日 著者:高千穂 遙
箱男 (新潮文庫)
かぶりたくなるね、これは。危険危険。
読了日:04月28日 著者:安部 公房
栗村修の気楽にはじめるスポーツバイクライフ
#jspocycle J Sportsのサイクルロードレース中継の解説をしている著者に親しみを感じる人は是非読むべきだと思う。初心者がロードバイクに関する情報を得るというだけの目的なら、別にこの本でなくてもいいと思うが、著者のキャラクターが随所に表れていて(それが有益だとは言わないが)楽しく読める。
読了日:04月25日 著者:栗村 修
動員の革命 – ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
ソーシャルメディアの特性を過不足なくまとめていると思う。本書には出てこないが、効力感(または有能感、self-efficacy, sense of efficacy)という言葉を思い浮かべた。ソーシャルメディアが市井に生きる人間の、そういう感覚・意識を(空虚でない形で)高めると良いだろうなと思う。その一方で、本書を読んでいて一貫して抱き続けてきた違和感のようなものはあるのだが、それは今の社会に対する違和感であって、本書や著者だけに帰すべき責任ではないのだろうと思う。
読了日:04月24日 著者:津田 大介
君のいない食卓
読了日:04月23日 著者:川本 三郎
復活の日 (ハルキ文庫)
救世の英雄を登場させないところが作者の真骨頂か。「誰かがやらねばならず、誰もが指名を拒否しないならば、だれがとりたててえらばれたものの勇敢さをうたうだろう?」 ネタバレにはなるが、ある意味、この小説ではすべてが失敗するのだ。災厄の張本人でさえ、そのことを自覚していないし、その身が守られているわけではない。
読了日:04月20日 著者:小松 左京
安部公房全作品〈3〉 (1972年)
『飢餓同盟』『けものたちは故郷をめざす』『R62号の発明』収録。小説のタイプは実に多様だが、現実/非現実が揺らぐ感覚は共通しているように思う。
読了日:04月17日 著者:安部 公房
スプーンと元素周期表: 「最も簡潔な人類史」への手引き
良い意味で人間味あふれる化学史/科学史になっているので、元素名索引だけでなく人名索引も付けてほしかった。しかしこの本、ボリュームたっぷりで消化しきれないかも……。
読了日:04月13日 著者:サム キーン
第四間氷期 (新潮文庫)
確か中学1年のときに「SFの名作」という位置づけで読んだはず。当時、何を理解していたのかなぁ。安定していると思い込んでいた日常が揺らぐ感覚は、SF的な設定ゆえに他の作品よりも鮮明に感じられる。それにしてももう一人の「私」はその後どうなったんだろう……。そういえば、冒頭がいきなり大津波の予兆で、ちょっとびびりました。
読了日:04月03日 著者:安部 公房
2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター






















