年末に読んだ本の話とか
■アフリカの今を知ろう(山田肖子、岩波ジュニア新書)★★★☆☆
なかなか悪くないです。ジュニア新書だけど、大人向けの良書。「国家」や「市場」といった、今の日本でごく当然のこと・ものとして受け入れられている概念を相対化する、ということ。
■はじめまして数学(1) 自然数を追え、無限を掴まえろ(吉田武、幻冬舎文庫)★★☆☆☆
先に紹介した「はやぶさ」と同じ著者(本来は数学が専門)。う~ん、悪くはないのだけど、なんかムダが多い気がする。図書館で借りるくらいで良さそう。
■早稲田ラグビー 進化への闘争(直江光信、講談社)★★★☆☆
2008~09年度の早稲田大学ラグビー部「豊田組」のシーズン後半を追った本。こういう本につきものだが、早稲田ラグビーファン、あるいは少なくとも大学ラグビーファンでなければ面白く読めないように思う。もちろん私には面白かったですが。
■マラソンは毎日走っても完走できないー「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ(小出義雄、角川SSC新書)★★★★☆
「実用書」はここには挙げないつもりなのですが、これはわりとお勧めなのでご紹介。人並みに働いて、人並み以上に酒飲んだり趣味を楽しんだりしていると、なかなか月200km以上は走り込めないのですが、この本の練習法は、なんかそういう自分にも合っているように思います。とはいえ、フルマラソン完走するだけならここまでやらんでも、という気はするのですが。
■風が強く吹いている(三浦しをん、新潮文庫)★★★★☆
しばらく前に、ちょっとした謝礼で500円の図書カードをもらったので、それを使って購入。箱根駅伝に備えて読んでしまおうと(笑) 「陸上シロウトが箱根駅伝をめざす」という設定であるのは知っていたのですが、陸上競技未経験者であるというだけであって、それなりにスポーツ経験がある連中が中心なんですよね。ちょっとネタバレになるんですが、最初に計測した5000mタイムトライアルのタイムを見ると、10名中、私より遅いのは1人しかいない(笑) 「なんだよスポーツエリートじゃん」などと不満を感じつつ読み進めました。が、さすがにレースシーンになると読ませます。私なんぞとはレベルの違う世界なんですが、それでも、長距離走の本質を突いているのではないかと思わせる内容でした(「オマエに長距離走の本質が分かるのか?」と言われると困るんですが・笑)。箱根駅伝前(あるいは直後?)に読む、というのはなかなか良いのではないかという気がします。ちなみに家人は箱根駅伝の中継をBGMのようにして読んでいました(笑)
■坂の上の雲(司馬遼太郎、文春文庫)★★★★☆
ついに読み終わりました。うん、物足りない部分はあるけど(量の話ではなく)、読んで損はない作品かと。予定どおり、この後、『日本辺境論』(内田樹、新潮新書)を再読しようと思っています。あと『「坂の上の雲」と日本人』(関川夏央、文春文庫)も図書館に予約しました。
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